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SIGMA 18-250mm F3.5-6.3 DC MACRO OS HSM レビュー

昨年12月にSIGMA 18-250mm F3.5-6.3 DC MACRO OS HSM(以下18-250mm)を購入しました。
 本日はこのレンズのレビューを行います。

 シグマ18-250mmは、その名のとおり18~250mmまでの幅広い画角をカバーする事が出来る13.8倍の高倍率ズームレンズです。
 キヤノンのWズームレンズ(EF-S18-55mm+EF-S55-250mm)を1本で置き換えられるとして、大変人気があります。
 また旧型のSIGMA 18-250mm F3.5-6.3 DC OS HSMに比べて、 160gの軽量化(630g→470g)と、最短撮影距離の10cm短縮(45cm→35cm)を実現されている事も大きな魅力です。
 似たレンズにSIGMA 18-200mm F3.5-6.3 II DC OS HSMがあり、1万円ほど安かったのですが、最短撮影距離が45cmと接写能力が劣りテレマクロが楽しめないだろうという判断から、却下しました。

レンズ仕様
レンズ構成:13群16枚
画角(SD1):76.5-6.5°
絞り羽枚数:7枚(円形絞り)
最小絞り:F22
最短撮影距離:35cm
最大撮影倍率:1:2.9(0.345)
フィルター径:Φ62mm
最大径×全長:Φ73.5mm×88.6mm
重量:470g

焦点距離と開放絞りの関係
焦点距離 18mm 22mm 37mm 43mm 73mm 128mm
開放絞り  F3.5   F4       F4.5    F5      F5.6     F6.3










シグマ18-250mmをEOS60Dに取付けて,試し撮りを行いました。
同じレンズ1本で広角から望遠までスムーズに画角を変更して,撮影できるのはやはり便利です。
風景撮影をしている時に珍しい鳥が現れも、標準ズームと望遠ズームのレンズ交換の時間ロスがないので、撮り逃す心配がありません.
広角側で遠近感(ペースペクティブ)のある写真を撮影してから,手間なく表現方法を変えて望遠側の圧縮効果で背景を引き寄せた写真を撮影できます.
またテレマクロ撮影では、背景をトロトロにぼかしたり、円形絞りによる丸ぼけが得られました。
しかし焦点距離250mm、最短撮影距離0.45mで接写したにしては像があまり拡大できていないような・・・?

ただこのレンズは焦点距離128mm程度で開放絞り値がF6.3になってしまうので注意が必要です。
EOS60DはF5.6対応センサー(開放 F5.6 以下のレンズで AF が可能)のため、AF精度が悪くなります。
ファインダー内も暗くなり、手振れ補正O.S.も効いているが,EF-S55-250のI.S.のほど強力ではないため、合焦点が分かりづらくなります.
もしかしたらこのレンズは、通常は18-125mm F3.5-5.6のレンズとして使用して、128-250mmの範囲は予備として使用するといいのかもしれません。

広角側(約28mm)でSIGMA17-70mm DC MACRO OS HSM(以下17-70mm)と比較


(上)18-250mm 31mm F7.1 1/160秒 ISO-100
(下)17-70mm 28mm F7.1 1/320秒 ISO-100   
 当然、17-70mmのほうが解像感が優れ、色のりも自然でした。
 18-250mmは色合いがやや不自然で平面的に感じられますが、高倍率レンズにしてはシャープであり、画質も比較しなければ気にならないと思われます。
 また周辺部は17-70mmよりも18-250mmのほうが解像感が良く見えます。

望遠側(250mm)でEF-S 55-250mm F4-5.6 ISと比較


(上)18-250mm 250mm F6.3 1/1250秒 ISO-100
(下)EF-S55-250mm 250mm F6.3 1/1600秒 ISO-100
18-250mmはEF-S55-250mmと比べて、全体的に鮮明さが劣る結果となった。
しかし高倍率レンズでここまで解像できていれば良いほうなのかもしれない。
逆にEF-S55-250mmはキットレンズとは思えないほど優秀なレンズであることがわかった。
EF-S55-250mmは、18-250mmの購入を機に売却するつもりだったができなくなってしまった。

テレマクロ撮影(最短撮影距離&開放絞り)の比較



(上)18-250mm F6.3 撮影距離:45cm
(中)17-70mm F4 最短撮影距離:22cm
(下)55-250mm F5.6 最短撮影距離:1.1m
18-250mmと17-70mmの像の大きさがほぼ同じになったのが意外でした。
被写界深度は17-70mmのテレマクロのほうが狭くなります。

SIGMA18-250mmで撮影した場合、250mmの望遠側で撮影しているにも関わらずやはり像が小さくなると思い、
EF-S55-250mmの最短撮影距離1.1mから撮影して画角の違いを比較しました。

18-250mm 焦点距離250mm

EF-S55-250mm 焦点距離135mm

EF-S55-250mm 焦点距離250mm

SIGMA18-250mmで撮影した場合、画角がEF-S55-250mmの135mm相当にしかなりません。
初期不良かと悩みましたが、調べてみたら違いました。
高倍率レンズは最短撮影距離を短くするためにインナーフォーカスレンズ(IF)を採用しており、無限遠にフォーカスした場合のみ焦点距離250mmの画角になるという仕様のようです。
そのため6m以上離れた被写体にピントを合わせた時のみ、望遠レンズの250mmと同等の画角になるようです。
SIGMA18-250mmは最短撮影距離が短く、EF-S55-250mm以上のテレマクロが撮影が楽しめることを期待していただけに残念でした。
交換レンズは奥が深いですね。

それでもSIGMA18-250mmはレンズ1本で多くの状況に対応できる便利なため、いい買い物をしたと思います。
便利な反面、画質がやや劣るため小型の短焦点レンズなどと組み合わせると良いかもしれません。
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