忍者ブログ

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

SIGMA18-250mm交換される

以前SIGMA18-250mm F3.5-6.3 DC Macro OS HSM(以下:18-250mm)は、EF-S 55-250mm F3.5-5.6 IS(以下:55-250mm)と比較して望遠側の解像感が甘い(劣る)と感じました。

 18-250mmは、高倍率ズームなので当然ある程度解像感が劣るのは仕方ないと思います。
 しかしピント調整やレンズの不具合も考えられたので、念のため点検に出しました。
 すると先日、点検に出した18-250mmは故障のため交換となり、別の18-250mmが帰ってきました。
 
 具体的な故障内容はレポートに記載されていませんでした。
 しかし何か致命的な欠陥があったのかもしれません。

 そこで改めて55-250mmと望遠側の解像感を比較してみました。


EOS60D・SIGMA18-250mm・F7.1・1/320秒・ISO-100

EOS60D・EF-S55-250mm・F7.1・1/400秒・ISO-100


やはりEF-S55-250に比べると解像感は劣りますが、少し改善されたように見えます。

また距離6m以下の被写体に合焦した場合の画角の違いを比較してみました。
以前の比較では18-250mmはインナーフォーカスなので望遠側(250mm域)までズームして撮影しても
近くの被写体にピントを合わせた場合、EF-S55-250mmと同じ画角にならないという問題がありました。
(18-250mmで撮影した写真のほうが小さく写る)


EOS60D・SIGMA18-250mm・F7.1・1/320秒・ISO-100 焦点距離:155mm

EOS60D・EF-S55-250mm・F7.1・1/320秒・ISO-100 焦点距離:250mm

やはり18-250mmとEF-S55-250mmで撮影した写真の画角は同じになりませんでした。
同じ位置からズームリングをいっぱいにまわして、サギを撮影しましたが、18-250mmで撮影した写真はサギが小さくなりました。
しかし18-250mmで撮影した写真のExifには焦点距離が250mmではなく、155mmと表示されていました。
近くの被写体にピントを合わせて、レンズのズームリングの表示どおりの画角にならなかった場合、撮影された写真の画角に合わせた焦点距離がExifに記録されるようになったようです。
もしかして交換の原因はこれでしょうか?
PR

紅い流線型スーパーこまち

東京駅で偶然『スーパーこまち』に出逢う事ができました。
スーパーこまちは、ダイヤ改正(3/16)に伴って、本日からデビューです。
まもなくスーパーこまちが姿を現すと聞いて、乗り換えの時間を使ってホームで待っていると続々と人が集まってきました。
そしてスーパーこまちが到着するという放送が流れて湧き上がる歓声を聞いて振り返ると、
ホームからあふれそうなくらい多くの人たちが集まっていて驚かされました。




名前は小町ですが、赤い流線型の車体は速さと勇ましさを感じさせます。
冬に秋田までの道のりを雪景色を背景にして走る車体は非常に栄えるのではないでしょうか?
赤色のスーパーこまちは、緑色のはやぶさと連結されて運転されるのでまるでクリスマスカラーです。
機会があれば、雪原を走行する車体を写真に捕らえたいと思います。

スーパーこまち到着時にホームの黄色い線を越えた人がいた為、一時的に車両が緊急停止しました。
鉄道撮影は楽しく逸る気持ちを抑えるのが難しいですが、運行の妨げをするような行為は鉄道を利用するお客様や駅員さんなどに多大な迷惑をかける事となります。
鉄道を撮影する際は、特に撮影マナーに気を配れるように心がけたいと思いました。

満天の夜空

空が晴れ渡り、夜空に星が輝いていました。
さっそくカメラと三脚を担いで星空の撮影です。


EOS60D(EF-S10-22mm) F3.5 30秒 ISO-800

露光時間が30秒と長いため、拡大して見ると星が流れています。
感度を上げると暗部がノイジーになり、露光時間を長くすると星が流れてしまう。
綺麗な星空の撮影をするのは難しそうです。

また今日は昼間から気温が高く、水蒸気で若干空が霞んでいました。
さらに遅い時間に撮影すると露光時間を短くできたかもしれません。

第36回 米沢 上杉雪灯篭まつり

タイトルのとおり「第36回 米沢 上杉雪灯篭まつり」に赴きました。
祭りの本番は昨日でしたが、故あって行く事ができなかったので本日参上しました。
今年は翌日が建国記念日ということもあり、2日目の夜でも多くの人たちで賑わっています。
その為、三脚は使用せず手持ちでの撮影です。



雪灯篭まつりは2年ぶりとなりますが、伝国の杜前の丘そびえていた雪城は臨泉閣前に移動していました。
会場入口ではいつもの上杉鷹山氏と上杉トモローくんのWelcome雪像が迎えてくれました。
キャンドルゾーンも健在、鮮やかなキャンドルタワーは多くの人達に囲まれていました。


EOS60D(17-70 F2.8)・F2.8・1/25秒・ISO-1600


EOS60D(17-70 F2.8)・F3.5・1/15秒・ISO-1600


EOS60D(17-70 F2.8)・F5・1/100秒・ISO-3200

また市民アイディアゾーンとキャンドルゾーンの間に輝くLumiotecの有機EL雪灯篭。
ろうそくの灯りとは違うどこか青みを帯びた人工的な光を明るく放っていました。
ここ数年で蛍光灯が急激にLED照明に代わりつつありますが、
有機EL照明がLEDに取って代わるのは、そう遠くない未来になるでしょうか?


今回は手ブレ補正を搭載していないタムロン17-70mmF2.8を使って撮影しました。
1/15~1/30秒とシャッタースピードを遅くしても、十分手持ち撮影が可能です。
ここまで露光時間が長くなると、手ブレ補正搭載していても効果が薄れてしまいそうです。
あるいは、手ブレ補正非搭載の軽量レンズを使って、しっかりとカメラをホールドしたほうが、手ブレ防止には効果があるかもしれません

SIGMA 18-250mm F3.5-6.3 DC MACRO OS HSM レビュー

昨年12月にSIGMA 18-250mm F3.5-6.3 DC MACRO OS HSM(以下18-250mm)を購入しました。
 本日はこのレンズのレビューを行います。

 シグマ18-250mmは、その名のとおり18~250mmまでの幅広い画角をカバーする事が出来る13.8倍の高倍率ズームレンズです。
 キヤノンのWズームレンズ(EF-S18-55mm+EF-S55-250mm)を1本で置き換えられるとして、大変人気があります。
 また旧型のSIGMA 18-250mm F3.5-6.3 DC OS HSMに比べて、 160gの軽量化(630g→470g)と、最短撮影距離の10cm短縮(45cm→35cm)を実現されている事も大きな魅力です。
 似たレンズにSIGMA 18-200mm F3.5-6.3 II DC OS HSMがあり、1万円ほど安かったのですが、最短撮影距離が45cmと接写能力が劣りテレマクロが楽しめないだろうという判断から、却下しました。

レンズ仕様
レンズ構成:13群16枚
画角(SD1):76.5-6.5°
絞り羽枚数:7枚(円形絞り)
最小絞り:F22
最短撮影距離:35cm
最大撮影倍率:1:2.9(0.345)
フィルター径:Φ62mm
最大径×全長:Φ73.5mm×88.6mm
重量:470g

焦点距離と開放絞りの関係
焦点距離 18mm 22mm 37mm 43mm 73mm 128mm
開放絞り  F3.5   F4       F4.5    F5      F5.6     F6.3










シグマ18-250mmをEOS60Dに取付けて,試し撮りを行いました。
同じレンズ1本で広角から望遠までスムーズに画角を変更して,撮影できるのはやはり便利です。
風景撮影をしている時に珍しい鳥が現れも、標準ズームと望遠ズームのレンズ交換の時間ロスがないので、撮り逃す心配がありません.
広角側で遠近感(ペースペクティブ)のある写真を撮影してから,手間なく表現方法を変えて望遠側の圧縮効果で背景を引き寄せた写真を撮影できます.
またテレマクロ撮影では、背景をトロトロにぼかしたり、円形絞りによる丸ぼけが得られました。
しかし焦点距離250mm、最短撮影距離0.45mで接写したにしては像があまり拡大できていないような・・・?

ただこのレンズは焦点距離128mm程度で開放絞り値がF6.3になってしまうので注意が必要です。
EOS60DはF5.6対応センサー(開放 F5.6 以下のレンズで AF が可能)のため、AF精度が悪くなります。
ファインダー内も暗くなり、手振れ補正O.S.も効いているが,EF-S55-250のI.S.のほど強力ではないため、合焦点が分かりづらくなります.
もしかしたらこのレンズは、通常は18-125mm F3.5-5.6のレンズとして使用して、128-250mmの範囲は予備として使用するといいのかもしれません。

広角側(約28mm)でSIGMA17-70mm DC MACRO OS HSM(以下17-70mm)と比較


(上)18-250mm 31mm F7.1 1/160秒 ISO-100
(下)17-70mm 28mm F7.1 1/320秒 ISO-100   
 当然、17-70mmのほうが解像感が優れ、色のりも自然でした。
 18-250mmは色合いがやや不自然で平面的に感じられますが、高倍率レンズにしてはシャープであり、画質も比較しなければ気にならないと思われます。
 また周辺部は17-70mmよりも18-250mmのほうが解像感が良く見えます。

望遠側(250mm)でEF-S 55-250mm F4-5.6 ISと比較


(上)18-250mm 250mm F6.3 1/1250秒 ISO-100
(下)EF-S55-250mm 250mm F6.3 1/1600秒 ISO-100
18-250mmはEF-S55-250mmと比べて、全体的に鮮明さが劣る結果となった。
しかし高倍率レンズでここまで解像できていれば良いほうなのかもしれない。
逆にEF-S55-250mmはキットレンズとは思えないほど優秀なレンズであることがわかった。
EF-S55-250mmは、18-250mmの購入を機に売却するつもりだったができなくなってしまった。

テレマクロ撮影(最短撮影距離&開放絞り)の比較



(上)18-250mm F6.3 撮影距離:45cm
(中)17-70mm F4 最短撮影距離:22cm
(下)55-250mm F5.6 最短撮影距離:1.1m
18-250mmと17-70mmの像の大きさがほぼ同じになったのが意外でした。
被写界深度は17-70mmのテレマクロのほうが狭くなります。

SIGMA18-250mmで撮影した場合、250mmの望遠側で撮影しているにも関わらずやはり像が小さくなると思い、
EF-S55-250mmの最短撮影距離1.1mから撮影して画角の違いを比較しました。

18-250mm 焦点距離250mm

EF-S55-250mm 焦点距離135mm

EF-S55-250mm 焦点距離250mm

SIGMA18-250mmで撮影した場合、画角がEF-S55-250mmの135mm相当にしかなりません。
初期不良かと悩みましたが、調べてみたら違いました。
高倍率レンズは最短撮影距離を短くするためにインナーフォーカスレンズ(IF)を採用しており、無限遠にフォーカスした場合のみ焦点距離250mmの画角になるという仕様のようです。
そのため6m以上離れた被写体にピントを合わせた時のみ、望遠レンズの250mmと同等の画角になるようです。
SIGMA18-250mmは最短撮影距離が短く、EF-S55-250mm以上のテレマクロが撮影が楽しめることを期待していただけに残念でした。
交換レンズは奥が深いですね。

それでもSIGMA18-250mmはレンズ1本で多くの状況に対応できる便利なため、いい買い物をしたと思います。
便利な反面、画質がやや劣るため小型の短焦点レンズなどと組み合わせると良いかもしれません。

カレンダー

03 2024/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30

カテゴリー

フリーエリア

最新CM

プロフィール

HN:
皐月菖蒲
性別:
非公開

バーコード

ブログ内検索

P R