蔵王のお釜は、蔵王刈田岳・熊野岳・五色岳の3峰に抱かれた火口湖で、樹氷に並ぶ蔵王連邦の観光名所です。
この火口に溜まったエメラルド色の水は強酸性(pH=約3.5)である為、生物は一切生息していないと言われています。また湖水は季節や日照条件の違いでさまざまな色調に見えるので五色沼と呼ばれます。宮城県の刈田郡蔵王町と柴田郡川崎町の境界付近(境界未定地区)に位置しするお釜へのアクセスは、山形県、宮城県の両県から蔵王エコーラインを経由して蔵王ハイライン(有料道路)に入り、蔵王レストハウスに向かいます。またリフトや登山道で美しい風景を眺めながらアクセスすることも出来ます。
部分的に湖水の色が違う。
太陽光の影響だろうか?雲の影響だろうか?
10月に近づき街中は徐々に木々が色づきはじめたという頃合ですが、標高が高くなるにつれて徐々に紅葉が深まり、
標高約1.7kmの蔵王山頂付近の山並みはすっかり秋色に染まっていました。
また今日はまさに行楽日和、どこまでも深い青空、眼下に広がる雄大な雲海を望み、「天空の世界」を実感しました。
もちろんお釜も鮮明に見ることが出来ました。
もっとも天気が良かったから、蔵王に来たんですけどね。
下界の天候は良くても、山の天候は変化が激しい為にせっかく来てもお釜の姿がまったく見られない事や、視界不良でレストハウスまで辿り着くことすら困難なこともあるそうなので注意が必要です。
雲海
高山植物
お釜はすぐ傍の蔵王レストハウスまで自家用車でアクセスできる為、小さな子供と一緒の親子や訪れることも出来る気軽さから、多くの人達で賑わっていました。
「天空の世界」
EOS60D EF-S10-22mm F11 1/400秒 ISO-100
超広角レンズを使って、お釜ととも青空と雲海を撮影して世界の広ろさを表現しました。
「ソラに続く道」
EOS60D EF-S15-85mm F10 1/250秒 -1.0EV ISO-100
小さな谷間に生えた黄緑色の高山植物が空に続いて伸びているように見えました。
「秋晴れに踊る」
EOS60D EF-S15-85mm F5.6 1/500秒 ISO-100
画面中心の樹木が両手を挙げて踊っているように見えました。
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